デジタル遺産のこと

堀亜砂子
堀亜砂子

豊かさを未来へ繋ぐ案内人
相続対策コンサルタント
堀亜砂子です!

ドラマ「dele(ディーリー)」


2018年の7月から9月まで
テレビ朝日系列で放映された
金曜ナイトドラマ「dele(ディーリー)」

にハマっていました (^^)
テレビ朝日ドラマ「deleディーリー」番組公式サイト


山田孝之さんと
菅田将暉さんの
ダブル主演が秀逸だったのも

ハマった理由の一つですが


何より
当時の自分としては


テーマが斬新に感じました。


あらかじめ契約しておくと

依頼人の死後


パソコンやスマホに遺るデジタル記録を


内密に抹消する業務を
請け負う会社「dele.LIFE」を舞台に
繰り広げられる


様々な人間模様に
毎回釘付け!!


結構話題にもなって
高評価を得たドラマです。

デジタル遺産とは?

ドラマdele(ディーリー)で

dele.LIFE社で
扱っていたのは


いわゆる
デジタル遺品と呼ばれる
次のようなものです。

———————————–
SNSアカウントや連絡先
スマホやPCに保存された
画像やWordデータ
ダウンロードした音楽データ
・・・など
———————————–

これに対して
デジタル遺産
と呼ばれるものもありますが

こちらは


亡くなった方が
デジタル形式で保管していた
金銭に関連する財産を指し
 

下記のようなものが典型的です。

———————————-
・ネットバンク、FX

・暗号資産(仮想通貨)
・マイルやポイント
・サブスク(動画・音楽)
・オンラインサロン
・電子マネー
・通販サイト
———————————–


一般的には


ドラマ「dele(ディーリー)」での
デジタル遺品もひっくるめて


デジタル遺産と呼ばれることが
多いようです。


デジタル遺産
故人のスマホやPC
タブレットの中にあるので



本人以外はわからないものがほとんど



例えば
どなたかが亡くなって
家族がデジタル遺産を把握するのはとても困難


ここで例えば
ネットバンクや電子マネーなどの
プラスの財産ではなく


サブスクの支払などは
サービスを解約しない限り
定期で課金され続けて
もったいないことになります


また
あとからデジタル遺産が見つかると


遺産分割協議をやり直したり
相続税の修正申告をする必要なども生じます。

まとめ


たいていの場合


生前でさえ
本人以外が把握することが
とても困難なデジタル遺産


持ち主が亡くなって
残された人が困らないためにも


特にデジタル遺産については
生前に整理(できるだけ減らすなど)しておくか


リストを作成しておきたいですね

まずは
デジタル遺産の棚卸をして
いらないものは解約すること


いわばデジタル遺産の「断捨離


生前整理の第一歩として
優先的に取り組んでみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

堀 亜砂子

堀 亜砂子

税理士・相続対策コンサルタント
~想いと豊かさを未来へ繋ぐ案内人

税理士歴24年、法人・個人含め13,000件以上の相談対応。
個人事務所、ビッグ4税理士法人、外資系事業会社、国税不服審判所、
資産税系税理士法人を経て2023年独立。

将来を約束した恋人が30代で急死、
その後も尊敬する上司の急逝、実母の他界など、
大切な人が突然この世からいなくなる経験を重ねたことから
生前に想いをしっかり伝え合い
その日のためにできる限りの備えをしておくことの
大切さを多くの人に伝えるべく活動しています。