想いと豊かさを未来へ繋ぐ案内人
相続対策コンサルタント
堀亜砂子です!
「老い」を感じるとき
私たちは、人生の中で変わっていくものと変わらないものを見つめる瞬間を迎えることがあります。
特に「老い」という時期に入ると、若い頃のようにエネルギッシュに動けない自分を感じることが増えますよね。
以前のようにできないことが増えていく中で、自分に対する期待や理想が揺らいでゆく・・・
自分自身歳を重ねてきて
20年前だったら軽やかにこなせていたことが
時間をかけないとできなくなっていたり
もともと早寝だし、
徹夜などもしたことはほとんどないけれど
夜中にふと目が覚めて考え事を始めてしまったりして
充分な睡眠が取れていないときは
以前にも増して頭が働かなくなった気がします。
50代後半になって肉体的にも精神的にも
「老い」を感じることが増えてきたことを認めざるを得ません。
そんなとき
「あなたは、そのままでいればいい」(*鈴木秀子著 扶桑社)というタイトルを
Amazon audible(オーディオブック)で聴いて心に響くものがありました。
*鈴木秀子[スズキヒデコ]
1932年生まれ。聖心会シスター。文学博士。
東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。フランスとイタリアに留学。
ハワイ大学、スタンフォード大学で教鞭をとる。
聖心女子大学教授(日本近代文学)を経て、国際コミュニオン学会名誉会長も務めた。
老いを重ねてもそのままの自分でいい
本書では、「老い」を迎えた時、自分に無理に期待をかけず、ただ今の自分を認めることが、
心の豊かさにつながると説いています。
ありのままの自分を受け入れ、変わらなくていい、
無理をしなくていいという優しいメッセージを伝えてくれているのです。
若い頃にできていたことができなくなっても、
それは自分の価値が失われたわけではない。
「老い」は、ただ自然の一部であり、私たちが成熟し、
内面的な成長を遂げていく一つのプロセスなのだといいます。
「そのままでいればいい」というメッセージは、
無理に変わらなくても、すでに私たちには美しさや強さがあることを教えてくれます。
できないことが増えたとしても、それをマイナスとして捉えるのではなく、
新しい視点で人生を楽しむための時期だと受け止めると心が軽くなる、
そう説いてくれているのです。
無理に若さを追い求めるのではなく、今の自分が持つ強さや優しさを認めることが、
豊かな人生を送る鍵になるのだと強く感じました。
年齢を重ねることで、私たちは内面的に成長し、深い洞察力を得ることもできます。
できなくなったと思われることの代わりに
より大きな豊かさを得ているのではないでしょうか。
「老い」は、ただ自然の流れに沿って訪れるだけのものであり、
私たちはその時期を無理なく、そのままの自分で受け入れていけばいい
そう思うとぐっと心が軽くなって
力も湧いてくる気がしませんか?
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