自由と安定のジレンマ

堀亜砂子
堀亜砂子

想いと豊かさを未来へ繋ぐ案内人
相続対策コンサルタント
堀亜砂子です!


振り返ってみると、
私は常に「できるだけ自由に生きたい」という願望が強かった気がします。
と同時に「安定した生活がなければ不安だ」という気持ちも根強くありました。


この二つの気持ちの狭間で揺れ動くことは、多くの人が感じるジレンマかもしれません。

独立する前、税理士法人や一般企業に勤務していたころの私は、
安定した収入や決まった仕事の流れがあり、生活の基盤がしっかりとした安心感を感じていました。


しかし、それと同時に、毎日の通勤時間や時間的な拘束、
移動による体力的な負担に悩まされていたのも事実です。


幸い私の通勤ルートや時間帯は、ぎゅうぎゅう詰めの満員電車ではなかったのですが
それでもたくさんの人がやや苛立った空気を醸しつつ押し込められた電車に揺られての通勤や、
遠方のお客様の元に足を運ぶこともある日々は、体力を奪い、自由に使える時間も限られていました。

「もっと効率的に、そして自由に仕事ができたらいいのに」と思いながらも、
安定した職場での生活を手放す気にはなかなかなれず。

コロナ禍がもたらした転機


しかし、コロナ禍をきっかけに、オンラインで起業されている多くの女性たちとの出会いがあって
さまざまな刺激もいただくなかで

次第に「自由に自分のペースで仕事をしたい」
「もっと自分らしいスタイルでお客様と向き合いたい」という思いが強まり、
まず手始めに、管理職の任を解いていただいて、週3日の勤務とすることを組織に認めていただき
しばらくその形で勤務したのちに、組織を離れて2023年11月に完全に独立しました。

独立後は、自宅を拠点にし、オンラインを活用することで、
これまでかかっていた通勤時間や移動の体力的な負担から解放され、
心身ともに快適な環境で働けるようになりました。

自分の時間をもっと自由に使えるようになり、
お客様とのコミュニケーションもより深く、質の高いものになってきていると思います。

とはいえ、自由と引き換えに
「仕事が安定しなかったらどうしよう」
「収入は大丈夫だろうか」という新たな不安に苛まれたのも事実です。


安定した収入が見えない中での生活は、精神的にしんどいものです。
自由を得るには不安定さが伴うという現実に直面し、
自由と安定のジレンマ・・・というか不安ばかりに悩まされる日々でした。

自由と安定の両立

しかし、時間が経つにつれて
自由と安定は相反するものではなく、
バランスを取ることが大切と気づきました。


自由に働ける環境を手に入れたからこそ、
オンラインでの活動、AIの活用や効率的なスケジュール管理により、
独立当初よりずっと安定した生活基盤を作ることができるようになりました。


何より、日々お客様をはじめとしたご縁ある方々と信頼関係を築いて温めることで、
徐々に安定した仕事の流れも得られるようになってきています。

最終的に、自由」と「安定」の両立は可能であることに気づきました。
どちらか一つしか手に入らないということではない。
どちらがよくてどちらが悪いということもなく、うまくバランスを取ること。
両者をいわば「統合」するようなイメージで両立することができる。
自由な働き方を追求しつつも、安定した収入や生活基盤を築くことができるのです。


自由と安定を統合することで、より充実した、豊かな人生を歩むことができると感じています。
譲れることや手放せるものと、そうでないものを自分で見極め
バランスを取りつつそれぞれの良さを活かしていくことこそが
何よりも大切なことだと今は確信しています。

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この記事を書いた人

堀 亜砂子

堀 亜砂子

税理士・相続対策コンサルタント
~想いと豊かさを未来へ繋ぐ案内人

税理士歴24年、法人・個人含め13,000件以上の相談対応。
個人事務所、ビッグ4税理士法人、外資系事業会社、国税不服審判所、
資産税系税理士法人を経て2023年独立。

将来を約束した恋人が30代で急死、
その後も尊敬する上司の急逝、実母の他界など、
大切な人が突然この世からいなくなる経験を重ねたことから
生前に想いをしっかり伝え合い
その日のためにできる限りの備えをしておくことの
大切さを多くの人に伝えるべく活動しています。