堀 亜砂子 
想いと豊かさを未来へ繋ぐ案内人
相続対策コンサルタント
堀亜砂子です！
先日、申告書や会計処理のレビュー業務をお手伝いさせていただいている
都内の税理士法人の幹部の方とお話ししていたとき、
「堀さんはめったなことでは怒ったりしなさそう」と言っていただきました。
その言葉に少し驚きながらも、少し昔を振り返ってみました。
過去の経験とその教訓
かつて、自分の配下の人間のみならず、他の部署の人たちにも高圧的で
恫喝とも取れるような対応をする上司がいる職場で働いていたことがあります。
その環境で仕事へのモチベーションを失い、
恐怖心とともに成長に限界を感じた記憶があって…
一方で、別の職場で自分が責任者だったときには
重責に押しつぶされそうになるあまり、チームメンバーへの配慮を欠き、
理不尽に厳しい態度を取ってしまったこともありました。
思い返せば、自身の成長の妨げになるほどに怖れた例の恫喝上司も
同様に重責のあまり…ということだったのかもしれないと今なら少しは理解できます。
これらの経験は今の自分の考え方に大きな影響を与えています。
過去の失敗を通じて、部下の気持ちに寄り添うことの重要性を学びました。
仕事における厳しさと
部下や同僚のミスなどに対して怒ったりすることは
まったく別の次元であると身をもって知ることができました。
現在はその教訓を忘れずに、
どのような立場でも冷静で柔軟な対応を心がけています。
外部専門家としての役割と使命
いわゆる「To B」の業務として
他の税理士の方々やその組織に貢献する役割においては、
外部の専門家として、第三者の視点から業務を支援するという立場だからこそ、
冷静に、そして俯瞰して業務を見直し、品質向上に貢献できると感じます。
特定の案件やお客様に関し、直接的にリスクを負う立場ではないため
柔軟で客観的なアプローチが可能になると信じています。
過去の失敗や学びを活かしながら、
人を責めるのではなく業務改善に焦点を当て、
現実的で持続可能な視点から
「どうしたらもっとよくなるのか」を考え
組織全体の成果を高めるお手伝いを続けたいと思っています。
今でこそ
「たいていのことでは怒らなそう」と言っていただける私ですが、
その背景には過去の反省と成長があります。
これからも冷静さを保ちながら、
誠実で思いやりのある対応を心がけ、
専門家としての役割を全うしたいと思います。
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