日銀政策金利引き上げ17年ぶりの高水準へ~相続対策への影響は?

堀亜砂子
堀亜砂子

想いと豊かさを未来へ繋ぐ案内人
相続対策コンサルタント
堀亜砂子です!

日銀は24日まで開いた金融政策決定会合で、
政策金利を0.5%程度に引き上げる追加の利上げを決定しました。


追加の利上げは昨年7月以来で、
政策金利は2008年10月以来17年ぶりの高い水準に達しています。

日銀の植田総裁は、この先も経済・物価の改善が続く見通しであれば、
さらなる利上げを検討する考えを明らかにしましたが
そのペースや時期については慎重に判断する姿勢を強調しています。

相続対策への影響は?

金利が上昇する局面では、相続対策も見直しが重要です。
特に借入を伴う計画や保険商品を活用している場合などは
今後の金利動向を考慮した対応が求められます。

  1. アパート経営などの不動産活用
    相続税対策として活用されることの多い不動産投資ですが
    金利の上昇により借入金の返済負担が増加し、計画の見直しが必要になる可能性があります。
    将来的なリスクを見撮えた運用が大切です。
  2. 生命保険の活用
    生命保険は相続税の税金納税資金として重要な役割を果たしますが
    金利動向によって保険商品の利率や条件が変わる可能性があります。
    契約内容を確認し、必要に応じて見直すことが安心です。
  3. 金融商品の価値変動
    金利上昇は株式や投資信託などの市場にも影響を及ぼします。
    その結果、相続時の資産評価額が変わり、分割計画や税額に影響することも考えられます。

安心のために定期的な見直しを


相続対策をしたらそのままにせず、
実際の経済状況に応じて定期的に見直しを行うことが重要です。


例えば遺言書を作成しても、家族構成や財産状況が変わった場合には
書き直す必要があるかもしれません。


保険の内容や資産運用の方針も状況に応じて調整が必要です。

状況の変化に柔軟に対応し最適な状態を保つためにも、
最新の情報やアドバイスを取り入れていきましょう。


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この記事を書いた人

堀 亜砂子

堀 亜砂子

税理士・相続対策コンサルタント
~想いと豊かさを未来へ繋ぐ案内人

税理士歴24年、法人・個人含め13,000件以上の相談対応。
個人事務所、ビッグ4税理士法人、外資系事業会社、国税不服審判所、
資産税系税理士法人を経て2023年独立。

将来を約束した恋人が30代で急死、
その後も尊敬する上司の急逝、実母の他界など、
大切な人が突然この世からいなくなる経験を重ねたことから
生前に想いをしっかり伝え合い
その日のためにできる限りの備えをしておくことの
大切さを多くの人に伝えるべく活動しています。