立ち止まったから見えたもの〜揺らぎとともに書き続ける

堀亜砂子
堀亜砂子

想いと豊かさを未来へ繋ぐ案内人
相続対策コンサルタント
堀亜砂子です!

書きたいことがあるはずなのに、気づけばしばらく何も書けていなかった。
そんなことがあると、「ああ、また間があいちゃったな」と思います。

以前の私なら、すぐに自分を責めていました。
専門家なんだから、発信には意味や目的が必要。
誰かの役に立つ内容じゃなければいけない。

いつのまにか、そんな“ねばならない”を自分に課していた気がします。

でも最近は、肩の力が少し抜けてきました。(抜けすぎ?笑)
発信が止まるのも、それはそれで自然なこと。
心も体も、ずっと前のめりでいられるほど機械じゃないんですよね。



実際、少し前から免疫力低下につけこまれてウィルスにやられ、「強制的に休む時間」を過ごしていました。
感染を防ぐためにお仕事をキャンセルしてしまい、ご迷惑をおかけしてしまった皆さまには本当に申し訳なく思っています。




振り返ると、昨年も同じように年末に倒れていたのでした。
今年もまた“立ち止まれ”と言われているのかもしれません。

感じたことを、感じたままに書く

このブログを始めたきっかけは、お慕いしている相続コンサルティングの師匠と、その方の秘書でもありカメラマンでもある抜群に有能で魅力的な女性に、ウェブサイト制作をお願いしたことでした。



お二人から「専門家ブログに寄せなくていい。あちゃぴの視点と言葉で書いたほうがいい」と言っていただけたのは、いま思えば大きな救いでした。
それ以来、私は “整った発信” よりも “感じたままの発信” のほうが心にしっくりくるようになりました。

なにかをしていて、ふと心が動く瞬間。
その感情にそっと寄り添い、うまく言おうとしすぎず、ただすくい上げてみる。
そういう書き方が、今の自分には一番自然です。

まとまりがなくても、役に立たなくても

書きたいと思ったときに、気ままに書く。
まとまっていなくても、節操がなくても、それでいい。

それが巡り巡って、どこかの誰かの心に静かに触れることもあるかもしれないし、届かなかったとしても、それもまた自然なこと。

「多くの人に読まれなければ価値がない」
そんな考えから、ようやく少し距離が取れました。

発信に疲れたり、体調を崩して何も考えられなくなる時期などもあったからこそ、ほそぼそとでも “続けている自分” を、少しだけ優しく見られます。

歳を重ねながら細く長く…

専門家としての視点はこれからも大切にしたい。
でも時には寄り道しながら、心が向いた方向に軽やかに書いていく。
そんな発信のスタイルで、これからもゆるく続けていきたいと考えています。



有名人でもなんでもない私の文章に目を留めてくださる方がいること。
それがどれほどありがたいか、いつも感謝しています。

年齢を重ねるにつれ、心の中に浮かぶいろいろな想いも変わってきました。
専門家としての立場と、自分自身の感情とのバランスをとりながら、これからどんな文章を書いていくのか。
正直、自分でもわからないからこそ、少し楽しみでもあります。



ときには今回のように体調を崩して、思考も筆も止まってしまうことがあるでしょう。
でも、そんな揺らぎも含めて、そのときの等身大の自分だと思っています。

“先生”と呼んでいただける仕事ではあるけれど、
生身の人間として、老いや死、愛や希望に心を動かされながら生きている――そんな一人の人間として、
その瞬間に感じたことを、自身の揺らぎも認めつつ、これからも無理なく綴っていけたら…と思っています。

これからも気長におつき合いいただけたら嬉しいです🌿


「突然の別れ」は、誰にとっても他人事ではありません。
だからこそ、“その時”が来る前に、できる準備を。
あなたやご家族の大切な想いを、

静かに、でも確かに未来へつなげるために─


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この記事を書いた人

堀 亜砂子

堀 亜砂子

税理士・相続対策コンサルタント
~想いと豊かさを未来へ繋ぐ案内人

税理士歴25年、法人・個人含め13,000件以上の相談対応。
個人事務所、ビッグ4税理士法人、外資系事業会社、国税不服審判所、
資産税系税理士法人を経て2023年独立。

将来を約束した恋人が30代で急死、
その後も尊敬する上司の急逝、実母の他界など、
大切な人が突然この世からいなくなる経験を重ねたことから
生前に想いをしっかり伝え合い
その日のためにできる限りの備えをしておくことの
大切さを多くの人に伝えるべく活動しています。