当事者はいつだって不安!~実家売却と確定申告相談会での気づき

堀亜砂子
堀亜砂子

想いと豊かさを未来へ繋ぐ案内人
相続対策コンサルタント
堀亜砂子です!

昨年末ごろから、2022年に相続した実家の売却のため
不動産売買契約の手続きを進めていました。


税理士としてお客様の不動産関連手続きや税務申告をサポートした経験がありながら、
いざ当事者となるとまったく感じ方が違うことに驚きました。

不動産売買契約は、書類の多さや用語の難しさ、手続きの順序など、
初めて経験する人にとっては不安や疑問だらけです。


不動産業者さんから説明を受けるたびに
「これで合っているのかな」
「後から何か問題にならないかな」と、心がざわつきました。

境界確定*に立ち会ったりすることも初めての経験だし
最終決済に必要な書類の案内を受けたときなどは
たまたま多忙なさなかだったこともありますが
恥ずかしながらプチパニックになってしまいました(笑)

当事者はいつだって「不安」を抱えている

そんななかで先日、税理士会主催の確定申告無料相談会にて
納税者の相談対応と電子申告サポートをさせていただきました。


毎年のことながら相談者の方々のどなたもが
不安を抱えているように見えました。


「この書類も関係ありますか?」
「これで合ってますか?」
「自分じゃぜんぜんわからなくて…すみません」


申告内容はそれぞれ違いますが
相談者の不安そうな表情やおどおどした態度に
実家の売却にあたっての自分の心情が重なりました。

私が実家の売買契約で戸惑ったように、納税者の方々もきっと
「見えない不安」と闘いながら相談会に来られたのだと改めて感じました。

専門家として「安心感」を提供することの大切さ

今回あらためて感じたのは、知識を伝えるだけでは不十分だということ。


申告内容が適切で正確であることは大前提ですが
相談者の方が求めているのは「安心」なのです。

私自身が不動産契約で感じた不安は、
質問するたびに不動産業者さんがわかりやすく説明してくださり
「大丈夫ですよ」と言葉をかけてくださったことでスッキリ解消できました。

自分も専門知識だけでなく、お客様の不安をしっかりと受け止め、
寄り添いながら支える存在であり続けたいと再確認しました。

自分が当事者になってわかったこと

日ごろ案件として対応していても、
いざ当事者になると慣れないことがたくさんあります。


「相続や税務のことはよくわからない」と
お客様が感じるのは当然のことだと身をもって感じるとともに


専門家として「お客様の立場に立つ」ということの意味を
今回の体験を通じてさらに深く心に刻むことができました。


これからもお客様の現在(いま)と未来の安心のために
ひとつひとつ寄り添いながらサポートし、不安を軽くする役割を果たしてまいります!


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この記事を書いた人

堀 亜砂子

堀 亜砂子

税理士・相続対策コンサルタント
~想いと豊かさを未来へ繋ぐ案内人

税理士歴24年、法人・個人含め13,000件以上の相談対応。
個人事務所、ビッグ4税理士法人、外資系事業会社、国税不服審判所、
資産税系税理士法人を経て2023年独立。

将来を約束した恋人が30代で急死、
その後も尊敬する上司の急逝、実母の他界など、
大切な人が突然この世からいなくなる経験を重ねたことから
生前に想いをしっかり伝え合い
その日のためにできる限りの備えをしておくことの
大切さを多くの人に伝えるべく活動しています。