
想いと豊かさを未来へ繋ぐ案内人
相続対策コンサルタント
堀亜砂子です!
4月に入ってからは特に株式市場が大きく揺れ動きました。
4月7日については
「日経平均が1年半ぶりの水準に下落」
「史上3番目の下落幅」など、大きく取り上げられましたね。
最近の株式市場の動きはこんな感じでした。
【4月3日】米国のトランプ大統領が日本製品に対する24%の関税を発表し、日経平均株価は一時4.6%下落し、34,102.00円の8カ月ぶりの安値を記録しました。終値では2.8%安の34,735.93円となりました。
【4月4日〜6日】トランプ政権の関税発表を受け、市場では今後の影響を懸念する声が広がり、売りが優勢となりました。新たな材料に乏しい中、投資家の様子見姿勢も強まり、弱含みの展開が続きました。
【4月7日】米国との貿易摩擦が再燃するとの見方が強まり、日経平均株価は一時8.8%下落し、30,792.74円と1年半ぶりの安値を記録しました。終値では7.8%安の31,136.58円となりました。
【4月8日】前日の急落を受けて、割安感の出た銘柄に投資家の買い戻しが入りました。日経平均株価は6%上昇し、33,012.58円で取引を終えました。
【4月9日】急反発の反動から利益確定の売りが出ましたが、米中通商交渉への期待が支えとなり、日経平均は32,800円台を維持しました。市場全体には落ち着きが戻りつつある様子が見られました。
【4月10日】前日の米国市場で株価が急騰したことを受けて、東京市場でも買いが優勢となりました。半導体や輸出関連株を中心に上昇し、日経平均は903円高の34,541.62円と大幅に反発しました。
【4月11日】一転して、米国の金融政策を巡る不透明感や円高進行への警戒感から、リスク回避の売りが広がりました。日経平均株価は1,011円安の33,530.47円と、大幅に反落しました。
昨年夏にも、これに匹敵するほどの下落があったのをご記憶でしょうか?
1ヶ月弱で日経平均株価の下落率は24.5%にもなり
ブラックマンデーを超える過去最大の下げ幅でした。
そして翌日には3,217円の上昇で、こちらも過去最大の上げ幅!
まさに「株のジェットコースター」のような展開でした。
そのとき書いたブログはこちら
昨年夏も今回も、一週間の間で“乱高下”を繰り返す相場となりました。
こうした相場の急変は、相続の現場にも大きく関わってくるのです。
上場株式の相続税評価
相続税の対象となる財産に上場株式が含まれている場合、
評価額は次の4つのうち最も低い金額で行われます(財産評価基本通達169)。
- 亡くなった日の終値
- その月の終値の平均
- 前月の終値の平均
- 前々月の終値の平均
「直前3か月間の最も安い価額で評価できる」という点では有利といえます。
亡くなった後の株価暴落は考慮されない

ここで注意したいのは、
亡くなった後の価格下落は原則として考慮されないという点です。
たとえば、
「株を相続して売って、相続税を納める予定だったのに…」
「売る直前に暴落してしまって、想定していたお金が手元に残らなかった!」
そんなケースも、実際に起こりうるのです。
評価は「過去の株価」に基づいて行われる一方で、
納税資金の準備は「現在の株価」に左右される。
このギャップが、相続における思わぬリスクとなってしまうのです。
生前の準備がカギに
このようなリスクを避けるためには、
価格変動の大きい資産(株式や暗号資産など)については、
元気なうちにできる対策を講じておくことが大切です。
たとえば・・・
一部を現金化しておく
納税資金を別で準備しておく
株式の保有割合を見直す
相続評価ルールを家族にも共有しておく
こうした準備は、残されるご家族が安心して手続きを進めるための思いやりでもあります。
まとめ
相場の予測は、専門家でも難しい世界です。
でも“いざというとき”に困らないようにする備えは今からでも始められます。
相続税の節税以上に大切なのは、
「家族が困らずに進められること」
株価の急落があったからこそ見えてくるリスク。
今のうちに、資産の内容と想いを見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか?
あなたの財産と想いが、安心な未来へと繋がりますように。
「突然の別れ」は、誰にとっても他人事ではありません。
だからこそ、“その時”が来る前に、できる準備を。
あなたやご家族の大切な想いを、
静かに、でも確かに未来へつなげるために─
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