仲間と音楽と人生を重ねる時間~サザンのライブビューイングで感じたこと

堀亜砂子
堀亜砂子

想いと豊かさを未来へ繋ぐ案内人
相続対策コンサルタント
堀亜砂子です!

サザンオールスターズの東京ドーム公演を
映画館でリアルタイムに楽しめるライブビューイングで観てきました。


しかも今年のライブツアー千秋楽!


ステージを駆け回る、もうすぐ70歳の桑田さん。
そのエネルギーにはもちろん圧倒されましたが、
それ以上に心を打たれたのは、ステージ全体に広がる楽しさと一体感でした。

サザンの5人、そして長年支えてくださってきたサポートミュージシャンたち。
みんなが心から音を楽しんでいて、それぞれの持ち場で自然に輝きながら、
一つの空気を丁寧に紡いでいる─そんなステージに、ただただ感動。

「チームで創り上げるって、いいなぁ」
心の奥のほうがじんわりとあたたかくなりました。

私はデビュー当時からのサザンファン。
特に古いアルバムの収録曲は、イントロが流れた瞬間に
自然と歌詞が浮かび、気づけば口ずさんでしまうほど。

ライブビューイングではスクリーンに歌詞が出るので、
あの頃を思い出しながら、映画館の中で密かに(いや絶叫か?)一緒に歌いました。
なんとも言えない幸福感。

曲の一つひとつが、記憶のスイッチのようで、
「あの時、あんな気持ちだったな」
「あんな出来事があったな」と
当時の自分がふっとよみがえってきます。

ただ音楽を楽しんでいたはずが、
気づけば自分の人生をめくるような時間になっていて─
懐かしさとともに、今の自分にも、静かにエールを送ってくれているような感覚。


一緒に行ったのは、新卒で勤めた銀行の同期。
若い頃の私のあんなこともこんなことも知ってくれている大切な友人。
久しぶりに声をかけたけれど、変わらず笑い合える関係がうれしかった…

ずっとべったり一緒にいなくても
こうして再び誰かとつながれること。
そして、ずっと変わらない音楽に背中を押されること。

人生って、思い通りにいかないこともたくさんあるけれど、
誰かと共に笑った時間、心震わせた瞬間。
そういう“想い”こそが、私たちの豊かさなのかもしれません。

だからこそ私は、
ただ財産を「遺す」だけではなく、
その人が歩んできた時間や想いを「つなぐ」ことに意味があると思っています。

サザンの音楽がそうであるように。
時を超えて、人の心を動かすもの。


それは、きっと“想い”の力です。


「想いと豊かさを、未来へつなぐ」
この仕事に込めた自分の使命を、
あらためて胸に刻んだ夜でした。


「突然の別れ」は、誰にとっても他人事ではありません。
だからこそ、“その時”が来る前に、できる準備を。
あなたやご家族の大切な想いを、

静かに、でも確かに未来へつなげるために─


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この記事を書いた人

堀 亜砂子

堀 亜砂子

税理士・相続対策コンサルタント
~想いと豊かさを未来へ繋ぐ案内人

税理士歴25年、法人・個人含め13,000件以上の相談対応。
個人事務所、ビッグ4税理士法人、外資系事業会社、国税不服審判所、
資産税系税理士法人を経て2023年独立。

将来を約束した恋人が30代で急死、
その後も尊敬する上司の急逝、実母の他界など、
大切な人が突然この世からいなくなる経験を重ねたことから
生前に想いをしっかり伝え合い
その日のためにできる限りの備えをしておくことの
大切さを多くの人に伝えるべく活動しています。