映画『秒速5センチメートル』を観て─忘れられない時間と、今を生きるということ

堀亜砂子
堀亜砂子

想いと豊かさを未来へ繋ぐ案内人
相続対策コンサルタント
堀亜砂子です!

先日、実写版の映画『秒速5センチメートル』を観てきました。



新海誠監督の原作アニメが公開されたのは2007年。



18年の時を経て、写真家であり映像監督でもある奥山由之さんの手によって、
初の実写映画として再び命が吹き込まれました。


物語は、幼い頃に出会った男女─貴樹と明里の、“時間”と“距離”に引き離されながらも、互いを想い続ける姿を静かに描いたもの。



タイトルの「秒速5センチメートル」は、桜の花びらが舞い落ちる速さを意味していて、人生の儚さや、人の心が離れていく“速度”を象徴しているのだそうです。

約束を忘れてしまうほど、今が幸せであってほしい──その言葉に込められた想い

映画の中で特に印象に残ったのは、約束の時間に現れなかった明里が貴樹を想って語る、この言葉でした。

「約束なんて忘れてしまうほど、今が幸せであってほしい。」

初めて聞いたとき、その優しさに胸が熱くなりました。
けれど、「今が幸せじゃないからこそ、過去を忘れられない」とは限らない、とも思いました。

人は、たとえ今をしっかり生きていても、ふとした瞬間に過去へ心が戻ることがあります。
それは未練ではなく、確かに「そこに在った時間」を大切に想う気持ち。



忘れられないのは、悲しいからではなく、その記憶が今の自分を形づくっているからなのだと感じました。

桜の花びらが落ちる速さのように

2002年に亡くなった、私の大切な人のことを思い出しました。
20年以上の時が流れても、その人と過ごした日々は、今も静かに心の奥にあります。



11月は命日があるので季節の空気感とともにそのときのことを思い出して今でも胸にこみあげることがあります。

忘れないのではなく、あの時間が私の中に生き続けている。
それを、この映画があらためて思い出させてくれました。

桜の花びらがゆっくりと落ちていくように、想い出もまた、やさしく時間の中を漂いながら、今の自分とともに生きているのだと思います。

時を経て思うこと

エンドロールを眺めながら、これまで出会ってきた人たちや、果たせなかった約束の数々を思い返していました。

どんな別れも、どんな時間も、そのすべてが今の自分自身をつくっている。
過去を抱えながらも、それでも前を向いて生きていくこと。

それが、“今を生きる”ということなのかもしれません。






「突然の別れ」は、誰にとっても他人事ではありません。
だからこそ、“その時”が来る前に、できる準備を。
あなたやご家族の大切な想いを、

静かに、でも確かに未来へつなげるために─


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この記事を書いた人

堀 亜砂子

堀 亜砂子

税理士・相続対策コンサルタント
~想いと豊かさを未来へ繋ぐ案内人

税理士歴25年、法人・個人含め13,000件以上の相談対応。
個人事務所、ビッグ4税理士法人、外資系事業会社、国税不服審判所、
資産税系税理士法人を経て2023年独立。

将来を約束した恋人が30代で急死、
その後も尊敬する上司の急逝、実母の他界など、
大切な人が突然この世からいなくなる経験を重ねたことから
生前に想いをしっかり伝え合い
その日のためにできる限りの備えをしておくことの
大切さを多くの人に伝えるべく活動しています。