想いと豊かさを未来へ繋ぐ案内人
相続対策コンサルタント
堀亜砂子です!
10月10日(金)に放送された「ザ・共通テン!知らないだけで人生もお金も損!新時代の終活SP」をようやく録画で観ました。
今回の放送では、「親には聞きづらい相続」「スマホ内のデータは死後どうなる?」といった、“令和の終活”をテーマに、さまざまな角度から紹介されていました。
終活専門家の一人として出演されていたのは、円満相続税理士法人代表の税理士・橘慶太氏。
橘さんは、数多くの相続相談を受けてきた経験から、相続や生前贈与の考え方、そして“デジタル遺産”の取り扱いなどについて、現代的な視点で分かりやすく解説されていました。
番組全体を通して、
「財産だけでなく、情報や想いの整理こそが家族の安心につながる」というメッセージが感じられ、
“終活=終わりの準備”ではなく、“家族を思いやるための行動”としての終活が語られていました。
特に印象に残ったのは
①デジタル遺産を整理できるアプリ「マモーレ」
②iPhoneの“故人アカウント管理”機能
③財前直見さん監修のエンディングノート「ありがとうファイル」
どれも、“自分らしい生き方の仕舞い方”を考えるうえで欠かせないヒントがありました。
目に見えない資産を守る「マモーレ」

銀行口座や不動産だけでなく、いまはSNS、ネット証券、サブスク契約など、“デジタル上の資産”をどう扱うかが、これからの終活の大きなテーマになっています。
「マモーレ」は、そうしたデジタルデータやログイン情報を安全に整理・保管できるアプリ。
自分のパソコンやスマホにどんな契約・データがあるのかを一覧化し、いざというとき、家族が迷わず手続きできるようにサポートしてくれます。
特徴的なのは、利用者本人の意思に沿って「残したい情報」と「残したくない情報」を分けて管理できる点。
たとえば、銀行口座・証券口座などの重要情報は家族に伝える一方で、プライベートな写真や個人的なメモはアクセス制限をかけておける、そんな細やかな配慮がされています。
デジタル遺産は、紙の通帳のように“目に見える形”で残らないため、放置すると遺族が把握できず、資産が宙に浮いたままになるリスクもあります。
「マモーレ」は、その“見えないリスク”を減らすための新しい仕組みといえます。
こうした仕組みをうまく取り入れることで「家族が困らない準備=生前対策の一部」になると感じました。
テクノロジーを味方につけることが、今の時代の“優しさ”なのかもしれません。
iPhoneでもできる「デジタル終活」
もうひとつ印象に残ったのが、Apple製品に搭載されている「故人アカウント管理連絡先(Legacy Contact)」という機能です。
これは、iPhoneの設定から“信頼できる人”を登録しておくと、
万が一の際にその人が、写真・メモ・連絡先などiCloudに保存されているデータへアクセスできるという仕組み。
アクセスには死亡証明書と専用のアクセスキーが必要で、プライバシーにも十分配慮されています。
🔗Apple公式サポート:「故人アカウント管理連絡先(レガシーコンタクト)」
「Apple Accountの故人アカウント管理連絡先を追加する方法」

スマホには、連絡先や写真、思い出、アプリの契約情報まで私たちの日常のあらゆる記録が詰まっています。
これらを誰に、どの範囲まで託すのか─。
“自分の死後”を想定して決めておくことが、いまや現実的な課題になっています。
一見むずかしく思えますが、設定は数分で完了します。
番組をきっかけに、実際に自分のスマホを操作してみた方も多いのではないでしょうか。
(実は私もすぐにやってみましたが、とっても簡単に設定できました!)
こうした備えは、財産や遺言のように“金銭価値のあるもの”を守るだけでなく、“心の記録”を次の世代へどう残すか、という点でも大きな意味を持つと思います。
財前直見さん監修の「ありがとうファイル」
そしてもう一つ、心に残ったのが、女優の財前直見さんが監修された「ありがとうファイル」
一般的なエンディングノートと違い、これは「人生を前向きに整える」ためのファイル。
保険や預金の情報だけでなく、「好きな言葉」「家族へのメッセージ」「思い出のレシピ」など、自分の“想い”や“日常”も一緒に書き残すことができるようになっています。
財前さんご自身も、終活ライフケアプランナーの資格をお持ちで、「死ぬ準備」ではなく「生きるための整理」としてこのファイルを作られたそうです。その考え方に、私も深く共感しました。
法的な遺言書や財産整理の前に、こうした“想いを言葉にする準備”があると、家族が迷わず、あたたかく故人を送り出すことができます。それこそが、心の相続の第一歩なのだと思います。
これからの終活は「形より、想い」

番組ではほかにも、カジノ風の介護施設や、お墓にQRコードをつけて思い出動画を見られる仕組みなど、“終活=暗いもの”というイメージを覆すような取り組みが紹介されていました。
どれも、人生の最期を「楽しむ」こと、「自分らしく選ぶ」ことに重きを置いたものばかり。
個人的には、どちらかというと「終活」という言葉よりも「老い支度」という言葉が好きですが、「終活」という言葉の中にも、実は“これからをどう生きるか”という希望も含まれているのだと感じます。
財産や書類だけでなく、想いも、デジタルも、そして生き方そのものもすこしずつ整えていく。
それが、これからの時代の、前向きでやさしい備えなのかもしれません。
「突然の別れ」は、誰にとっても他人事ではありません。
だからこそ、“その時”が来る前に、できる準備を。
あなたやご家族の大切な想いを、
静かに、でも確かに未来へつなげるために─
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