1万時間の入口で立ちすくむ~大人の学びは、根気よく

堀亜砂子
堀亜砂子

想いと豊かさを未来へ繋ぐ案内人
相続対策コンサルタント
堀亜砂子です!

最近、株式のテクニカル分析を学び始めました。

講師の方の説明に「なるほど」と思う瞬間がある一方で、少し話が進むと、頭の中がこんがらがってしまう。
正直、まだまったく全体像が見えてきません。

そんな日々の中で、ふと頭に浮かんだのが「1万時間の法則」でした。

1万時間の法則が示していること

1万時間の法則とは、カナダのジャーナリストで作家でもあるマルコム・グラッドウェル が著書アウトライアーズの中で広く知らしめた、次のような考え方です。

「ある分野で一流と呼ばれるレベルに達するまでには、1日3時間なら約10年、1日6時間でも約5年分にあたる“1万時間”の、考えながら積み重ねた学習や訓練が必要」

「アウトライアーズ」では、世界的な音楽家やトップレベルのスポーツ選手、成功した起業家など、
多様な分野の事例が取り上げられています。

たとえば音楽家の場合、幼少期から毎日何時間も楽器に向き合い、その積み重ねが結果として「約1万時間」に達していた、という背景がありました。
ここで語られているのは、生まれ持った才能よりも、どれだけの時間を、どう使ってきたかという視点です。

簿記がちんぷんかんぷんだった頃から今に至るまで

この話からわが身を振り返ってみて、新卒で勤めた銀行時代のことを思い出しました。



銀行業務検定というものを受験する過程で、生まれて初めて「簿記」を勉強し始めたのですが、学生時代から数学はかなり得意だったのに、簿記については勝手がわからず、「なんで左が借方なの?」「借りてるのに、なんで貸方?」と、頭の中は完全に混乱状態。


対面の講座などではなく、テキストを使用しての独学だったこともあり、とにかく理屈がまったく入ってこなくて、仕訳の意味すらまったく腹落ちしませんでした。

それでもただ機械的に学習を繰り返していくうちに、自転車に乗れるようになったときのようになんとなく体が覚えるような不思議な感覚になり、銀行業務検定のあとは自分で簿記の勉強を深めて行きました。



そして銀行勤務のかたわら半年間、毎週日曜日朝9時から夕方6時まで簿記学校の速習コースに通い、日商簿記1級に合格してからは、さらに足かけ5年かかって税理士試験に合格しました。



気づけば2000年4月に税理士登録をしてはや26年。
現場で、数多くの相談や案件に向き合いながら、税務の経験も積み重ねてきました。

今では、目の前の案件が過去とまったく同じ形でなくても、法令の規定や通達の定め、裁判例や裁決事例に立ち返りながら、
論点を整理し、自分なりに一定の答えを組み立てられる場面が増えてきました。

そして、その考えに至った道筋を、相手に伝わる言葉で説明できるようにもなってきたと感じています。

もちろん、まだまだ学ぶべきことは多く、未熟さを感じる場面もあります。
それでも、これまで積み重ねてきた時間が少しずつ自分の中に残り、判断や説明の土台として立ち上がってきている──
そんな感覚を、いま確かに持っています。

大人になってからの学びが持つ意味

一方で、株式のテクニカル分析は、まだ学び始めたばかり。
わかったと思った次の瞬間に、またわからなくなる。おまけに少し時間が経つと忘れてしまっている…



でも、銀行時代に簿記でつまずいていた頃を思い返すと、この「わからなさ」は、決して無駄ではないと思えます。

大人になってからの学びは特に、すぐに成果が出ることばかりではありません。
それでも、新しい概念を理解しようと必死に考え、情報を整理し、関連づけたり、立ち止まって繰り返し考え直す…。
こうしたプロセスそのものが、脳を使い続けることにつながり、認知機能の維持や認知症予防という観点でも
重要な意味を持つと言われています。

株式投資で一流を目指しているわけではないので、必ずしもそこまでの学習や訓練が必要だとは思っていません。
それでも、1万時間の法則になぞらえるなら、私の学びはいま、まだほんの入口に立ったところです。

かつて簿記がまったく理解できず、混乱していた時間が、気づけば今の力につながっているように、
なかなか身につかなくて焦ったり、こんがらがったりする時間も、きっとこの先につながっていく…
少なくとも脳が活性化するし、新しいチャレンジに気持ちもアガるから、認知症の予防にも役立っているはず!

そう信じて、今日も時間を見つけては、チャートと向き合っています。


「突然の別れ」は、誰にとっても他人事ではありません。
だからこそ、“その時”が来る前に、できる準備を。
あなたやご家族の大切な想いを、

静かに、でも確かに未来へつなげるために─


相続や生前対策に関するご相談はお気軽にどうぞ!

イベントやお得な情報をメルマガやLINE公式からご案内しています!

「想いと豊かさを未来へ繫ぐメルマガ」
今すぐ登録

「あなたにぴったりの認知症予防法タイプ診断」をどうぞ♪
プレゼントも受け取ってください🎁
その1「想いを繫ぐ 相続診断チェックシート」
その2「相続トラブルを防ぐ3つのステップ」

LINE公式
ご登録で相談料が割引になります🎁

はじめの一歩にぜひどうぞ【note記事】
\生前対策 “はじめの一歩” /
専門家に相談する前に 家族で相続を考える「3つの質問」

※画像をクリック!


この記事を書いた人

堀 亜砂子

堀 亜砂子

税理士・相続対策コンサルタント
~想いと豊かさを未来へ繋ぐ案内人

税理士歴25年、法人・個人含め13,000件以上の相談対応。
個人事務所、ビッグ4税理士法人、外資系事業会社、国税不服審判所、
資産税系税理士法人を経て2023年独立。

将来を約束した恋人が30代で急死、
その後も尊敬する上司の急逝、実母の他界など、
大切な人が突然この世からいなくなる経験を重ねたことから
生前に想いをしっかり伝え合い
その日のためにできる限りの備えをしておくことの
大切さを多くの人に伝えるべく活動しています。