
想いと豊かさを未来へ繋ぐ案内人
相続対策コンサルタント
堀亜砂子です!
とある役割で、税理士や一般の方からの税に関するご相談を電話でお受けしています。
私の担当税目は、相続や贈与、譲渡所得といった資産税と法人税ですが、圧倒的に資産税に関連するお問い合わせが多いのですが、なかでも一般の方々からのご相談内容はほんとうにさまざまで…
「母が亡くなったのですが、とにかく相続税のことがぜんぜんわからないので一から教えてください」
「生前に贈与をしておけば、相続税はかからないと聞いたのですが本当ですか?」
「土地を売ったら税金がどれくらいかかるのか知りたいのですが…」
最初は戸惑いながらお話をされる方も少なくありません。
けれど話し始めると、「そういえば…」と次々に思い出されるようで、結局は細かな経緯やご家族の事情までお話が広がり、気づけば、とりとめのない“悩み相談”のようになってしまうことがしばしばあります。
「一般的な税に関するご質問に限ります」と案内されてはいても、その線引きはとてもむずかしいのが現状で、専門家でもなければ、どこまでが一般的でどこからが個別案件に関することなのかなんて、わからなくて当然です。
特に相続というと税のことだけではない法律などの知識も不可欠ですし、ことに実際お身内を亡くされた悲しみや戸惑いのなか、何をどうしたらよいのかさえまったくわからずわらをもすがるような気持ちで電話をかけてこられる一般の方のご相談対応は、こちらとしてもかなりのエネルギーを要するわけで…
限られた時間の中でできるだけじっくりとその方の立場や状況をお聞きしつつ、難しくなりがちな法律の規定や制度を説明するときには
「要するに、このような意味をもっているのです」とまとめたり
「たとえば、こんなことってありますよね」と身近な例を挙げてみたり
そんなふうに、できるだけかみ砕いてお伝えするよう心がけています。
でもこの「要するに」や「たとえば」というのはとてつもなく難しい。
なぜならば、制度や法令の条文の規定はもちろんのこと、その制度ができた背景や立法趣旨、実務の中でどう扱われているかまで、こちらがしっかりと理解していないとその方の状況に応じた適切な説明をすることはできず、相談者の誤解を招いてしまう可能性があるからです。
ひとつの質問にもいくつもの視点を

たとえば、贈与だったり、保険だったり、相続だったり…
それぞれべつべつのことに思えても、実際にはその境界が重なっていたり、ひとつの行動が複数の制度にまたがって影響を与えることは少なくありません。
お電話ではまず、制度の基本的な仕組みや考え方をできるだけわかりやすくお伝えするようにしています。
すると「そんなふうに考えたことはなかったです」とか、「ネットに書かれていることの意味がわからなかったけど、そういうことだったんですね」と、会話の中で何かに気づいてくださる方もいらっしゃいます。
相談者の話に耳を傾けることがもっとも大切なのはもちろんですが、それだけではたどり着けない答えもあるし、かえって混乱してしまうこともあります。
だからこそ、日々の研鑽を欠かさないこと。
制度の背景や実務の肌感覚まで含めて、伝える力を育て続けること。
その方にとって「相談してよかった」と感じられるものであると同時に、そこからさらに次の一歩を踏み出すきっかけになるように。
これからも、「要するに」と「たとえば」の精度を丁寧に磨いていきたいと思っています。
隔週火曜日10時配信のメルマガでは、よそでは書けない(笑)、電話相談の現場での気づきなどもぽつぽつとご紹介していますのでぜひ読んでみてください。
「突然の別れ」は、誰にとっても他人事ではありません。
だからこそ、“その時”が来る前に、できる準備を。
あなたやご家族の大切な想いを、
静かに、でも確かに未来へつなげるために─
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