母の日に亡き母に届けたい、たくさんの「ありがとう」

堀亜砂子
堀亜砂子

想いと豊かさを未来へ繋ぐ案内人
相続対策コンサルタント
堀亜砂子です!

 今年もカーネーションが店先に並び、
お母さんに「ありがとう」を伝える日がやってきました。


母が88歳でこの世を去ってから、2年半が経ちました。

 若いころの私は、母のことを生真面目で融通が利かない人だと感じていて、
正直、けむたく思って反発することもありました。


いなくなってみると、そんな母の生き方が少しずつ分かるようになってきたり
何より母への尊敬と感謝の気持ちが増してきている気がします。

母が遺してくれた手紙

母は80歳のときに、私たち家族に向けて一通の手紙をしたためて残してくれていました。


そこには老いてゆく自身の不安や迷いなどの気持ちも率直に書かれていましたが


私たち家族へ向けて


「延命治療はしないでほしい」
「お葬式は家族だけで質素に」
「ご近所にご挨拶を」


そして最後に「長い間ありがとう」と綴られていました。

その手紙のおかげで、さまざまな局面で母の意思を尊重して最期を迎えることができました。
延命治療をしないという選択も、母自身が決めたことだからこそ、
私たちは迷わずに済んだのです。

母は財産や手続きについても事前にしっかりと整理してくれていました。


銀行口座の場所、保険の書類、預貯金の内訳など。


「子どもたちに迷惑をかけたくない」と母がいつも口にしていた言葉通り、
その準備があったおかげで、相続手続きもスムーズに進めることができました。


母のしてくれた様々な備えについてはコチラにまとめています↓

母が教えてくれた「想いを遺す」こと

母のしてくれた備えは、単なる財産整理だけではありません。


それは「子どもたちが安心して前を向いて生きていけるように」という
母なりの愛情の形だったのだと思います。

生前母は「あんたたちには迷惑をかけたくない」といつも口にしていました。


当時は堅苦しく感じた言葉も、今になって思い返すと、
それは母なりの優しさだったのだと気づきます。


そして晩年は特に「ありがとう」の言葉を繰り返し言っていたのが思い起こされます。

今こそ、大切な人に「ありがとう」を


母が遺してくれたたくさんの「ありがとう」の言葉は、
今も私の心に残っています。


むしろ時がたつほどますます心に沁みる感覚があります。

母の日の今日、私からもあらためて伝えます。


天国のお母さんへ
「心からありがとう」


ブログを読んでくださっているあなたも
お母さんに限らず、大切な人に対しては
どうか恥ずかしがらずたくさん「ありがとう」を伝えてくださいね。



「突然の別れ」は、誰にとっても他人事ではありません。
だからこそ、“その時”が来る前に、できる準備を。
あなたやご家族の大切な想いを、

静かに、でも確かに未来へつなげるために─


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この記事を書いた人

堀 亜砂子

堀 亜砂子

税理士・相続対策コンサルタント
~想いと豊かさを未来へ繋ぐ案内人

税理士歴25年、法人・個人含め13,000件以上の相談対応。
個人事務所、ビッグ4税理士法人、外資系事業会社、国税不服審判所、
資産税系税理士法人を経て2023年独立。

将来を約束した恋人が30代で急死、
その後も尊敬する上司の急逝、実母の他界など、
大切な人が突然この世からいなくなる経験を重ねたことから
生前に想いをしっかり伝え合い
その日のためにできる限りの備えをしておくことの
大切さを多くの人に伝えるべく活動しています。