想いと豊かさを未来へ繋ぐ案内人
相続対策コンサルタント
堀亜砂子です!
三井住友銀行に「SMBCデジタルセーフティボックス」というサービスがあるのをご存じですか。
自分の資産のこと、医療や介護、葬儀の希望、大切な人に伝えたい想いなどを登録しておき、
あらかじめ指定した受取人が必要なタイミングで閲覧できるサービスです。
サービス開始は2021年10月1日、当時のニュースリリースでは「デジタル版のエンディングノートサービス」と位置づけられていました。
私は今回調べてみるまで、このサービスの存在を認識していませんでした。
けれど、こうして見てみると、まさに今の時代らしい相続準備の形のひとつだと感じます。
現在の商品説明書によれば、契約者が登録した情報を指定した受取人が閲覧できる仕組みで、受取人は3親等内の親族で最大10名まで登録可能です。
利用料は月額330円(税込)で、契約開始月は無料。契約者は銀行の情報端末だけでなく、自分のパソコン、タブレット、スマートフォンなどからも利用でき、受取人も自分の情報端末で閲覧できます。

登録できる内容もかなり幅広く、預貯金、保険、有価証券、不動産といった資産情報だけでなく、
医療、介護、葬儀の希望、公共料金やカード等の情報、IDやパスワード、大切なモノの保管場所、遺言書の有無、
さらに動画・音声・文章によるメッセージまで含まれています。
通帳や遺言書だけでは見えないもの
相続の準備というと、どうしてもまず「遺言書を書いておく」「財産の一覧を作っておく」といったことに意識が向きがちです。
もちろん、それはとても大事です。
でも今の時代は、それだけでは足りないことも増えています。
どこの金融機関に口座があるのか。
どんな保険に入っているのか。
ネットの契約やIDはどうなっているのか。
そして何よりも、
介護や医療について本人はどう考えていたのか。
葬儀はどうしてほしいのか。
こうしたことは、実際にその時が来て、家族が困りやすい部分です。
紙のノートに書いておく方法もありますが、保管場所がわからなくなったり、生前に見られたくないことまで見えてしまったりすることもあります。
このサービスは、ただ情報を残すだけではなく、開示のタイミングを分けているところに特徴があります。
受取人登録後すぐに見られる「初期開示情報」、契約者が生前に指定して見せる「生前開示情報」、そして相続開始後に見られる情報に分かれていて、相続開始後は所定の届出があれば、受取人がすべての登録情報を閲覧できます。
しかも、その閲覧は相続開始届出があった日から18か月経過した日の属する月の月末まで可能とされています。
2022年2月21日には追加機能もリリースされました。
契約者の情報端末から「契約者専用ページ」が使えるようになり、「身の回りのこと・メッセージ」を登録できるようになったそうです。
登録できる情報には、資産や医療・介護・葬儀の希望だけでなく、文章・動画・音声によるメッセージも含まれています。
つまり、資産情報だけでなく、暮らしのことや家族へのメッセージまで、自分のスマホやPCから残せるようになったということですね。
受取人側も、自分の情報端末から「受取人専用ページ」で閲覧できるようになっています。
始まっただけで終わりではなく、使い勝手も含めて育てられてきたサービスなのだとわかります。
法的な備えとは別に考えておきたいこと

もちろん、こちらのサービスには、遺言のような法的効力があるわけではありません。
それでも、
「どんな財産があるのかわからない。」
「本人の気持ちがわからない。」
「どこを探せばいいのかわからない。」
家族の不安や負担を大きくするこうした「わからなさ」を少しでも解消しておくためにも、
法的な備えは別に整えつつ、その前段階として、情報や想いを見える形にしておける、こうしたサービスには意味があると思います。
銀行が提供するこれに近い仕組みとしては、常陽銀行の「あんしんノート」があります。
こちらも、金融機関取引や保険内容などの大切な財産情報、医療や介護といった将来の意向等を整理し、
生前から家族と共有できるWEBサービスで、情報開示のタイミングを設定できる仕組みです。
登録情報は本人またはあらかじめ指定した閲覧可能人以外は見られず、銀行の行員も閲覧できないと案内されています。
貸金庫を利用して銀行員が顧客の財産を盗んだという事件が記憶に新しいのでこの点はより安心と感じます。
利用料金は年額6,600円(税込)、初年度のみ申込手数料3,300円(税込)です。
こうした仕組みを銀行がサービスとして用意している例は、まだそれほど多くありませんが、三井住友銀行が2021年の時点でこうしたサービスを始めていたことに、時代の流れを感じます。
通帳や印鑑だけでは見えないものが増えている今、何を遺すかだけでなく、どう伝わる形にしておくか。
相続の準備も、そんなところまで考える時代に入ってきたのだなと、あらためて感じました。
これからもっとよいサービスが出てくることを期待しつつ、自分自身でもいろいろ検討してみようと思います。
※本記事は、相続準備の考え方の一例としてご紹介したものであり、特定の商品やサービスを推奨するものではありません。実際に利用を検討される場合は、最新の情報をご確認のうえ、ご自身に合った方法をご判断ください。
「突然の別れ」は、誰にとっても他人事ではありません。
だからこそ、“その時”が来る前に、できる準備を。
あなたやご家族の大切な想いを、
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