必要な情報ほど、必要な人に届かない?! ~ドラマ『銀河の一票』を観て考えたこと~

堀亜砂子
堀亜砂子

想いと豊かさを未来へ繋ぐ案内人
相続対策コンサルタント
堀亜砂子です!

毎週録画して観ている、フジテレビ系ドラマ『銀河の一票』。

黒木華さん、野呂佳代さん、松下洸平さんなど、好きな俳優さんたちが出演していることもあって楽しみなドラマです。
政治の世界だけでなく、そこで暮らす人たちの現実や生きづらさまで丁寧に描かれていて、毎回いろいろ考えさせられます。

黒木華さん演じる星野茉莉(まつり)は、与党・民政党幹事長の娘で、もともとは父の秘書として政治の世界に身を置いていた人物。
しかし、ある告発文をきっかけに立場を失い、野呂佳代さん演じるスナックのママ・月岡あかりを東京都知事選の候補者として担ぎ上げ、無名の二人が選挙に挑んでいくという展開。

5月11日放送の第4話では、選挙戦の行方だけではなく、とある相談所に持ち込まれる、生活に根ざしたさまざまな困りごとが心に残りました。
その相談所で相談者の話を受け止めているのが、五十嵐隼人という人物。

五十嵐は、かつて茉莉の父である与党民政党幹事長・星野鷹臣のもとで仕事をしていました。
「テンサウザンド」(10と1000で「とう・せん」だから)の異名を持つ「選挙の天才」。
そんな人物として描かれる一方で、現在は生活に困っている人たちを支える「よろず困りごと相談所」でさまざまな相談を受けています。

相談所に持ち込まれるのは、一つの制度や手続きだけで片づく話ではありません。
家族を助けるために仕送りを続け、その一方で奨学金の返済や国民健康保険税などの支払いが重くのしかかり、生活が立ち行かなくなってしまう若者。
本人はまじめに生きているのに、少しずつ追い込まれていく姿が描かれていました。

観ていて考えさせられたのは、困っている人が必ずしも怠けているわけではない、という現実です。
むしろ、家族を思い、責任を果たそうとして、誰にも相談できないまま抱え込んでしまう。
助けを求めることを、自分の失敗のように感じてしまう。
そこに、制度や情報の届きにくさが重なるのです。

制度はあっても、届かなければ意味がない

日本には、困ったときに使える制度や相談先がいろいろあります。
けれど、それを知っているかどうか。自分が対象になると気づけるかどうか。
そして、実際に相談する気力や余裕があるかどうか。ここには大きな差があります。

ドラマを観ながら、またもやこれは相続や税務のことにも通じると感じました。
相続や生前対策、税金のことなども、「知らなかった」「もっと早く聞いておけばよかった」「誰に相談すればよいかわからなかった」として、あとから大きな負担につながることがあります。

たとえば、親の財産がどこにあるのかわからない。
通帳や保険証券、証券口座の情報が見つからない。
認知症が進んでしまい、本人の意思確認ができない。
相続税の申告や納税が必要なのに、準備がまったくできていない。

ひとつひとつは、早めに知っていれば対応できたかもしれないことです。
でも、日々の暮らしに追われていると、相続のことはどうしても後回しになります。
親も元気そうだし、家族でお金の話をするのは気が重い。
まだ早い、縁起でもない、うちには関係ない。

そう思っているうちに、ある日突然、現実の問題として目の前にやってくることがあります。

相談できる場所があるだけで、少し楽になる

五十嵐の相談所が印象的だったのは、相談内容を縦割りで見ていないところでした。

お金の問題、家族の問題、仕事の問題、制度の問題。
一見バラバラに見えても、実際の暮らしの中では全部つながっています。

相続も同じです。相続税だけの話ではありません。
介護、認知症、きょうだい関係、住まい、空き家、預貯金、保険、これからの暮らし。
いろいろなことが絡み合っているからこそ、早い段階で「ちょっと聞いてみる」ことには大きな意味があります。

何かをすぐ決めなくてもいい。大きな対策を急に始めなくてもいい。
まずは、どこに何があるのか。誰が何を不安に思っているのか。本人はこれからどう過ごしたいのか。
今の状態を少しずつ整理しておくだけでも、いざというときの安心感はまったく違います。

もちろん、困ってから相談することもできます。
でも、困りきる前なら、選べる道は格段に増えます。

ドラマの中で描かれていた生活困窮の問題と、相続や生前対策は、一見まったく別の話のようでいて、根っこではつながっているように感じました。

必要な情報にたどり着けること。
安心して相談できる人や場所があること。
そして、「助けてもらうこと」を恥だと思わなくてよいこと。

相続の準備も、本来は財産を守るためだけのものではないのでしょう。
大切な人が判断できなくなったとき。
突然、残された家族が現実に向き合わなければならなくなったとき。
悲しみや不安の中でも、少しでも落ち着いて前を向けるように。

そのために、今のうちから想いや情報を整理し、家族が安心して次の一歩を踏み出せるようにしておく。
生前対策とは、本来そういう“暮らしの土台を整える準備”です。

税務や相続に関わる立場から見ても、早めに知っておくだけで避けられる不安や負担は少なくありません。
大きな決断をする前で構いません。具体的な対策を始める前でも構いません。



まずは、今の状況を整理すること

税務や相続に関わる立場から見ても、早めに知っておくだけで避けられる不安や負担は少なくありません。
大きな決断をする前で構いません。具体的な対策を始める前でも構いません。



まずは、今の状況を整理すること

知らないまま抱え込まず、必要な情報にたどり着けることが、これからの自分と家族を守る大切な一歩になります。


「突然の別れ」は、誰にとっても他人事ではありません。
だからこそ、“その時”が来る前に、できる準備を。
あなたやご家族の大切な想いを、

静かに、でも確かに未来へつなげるために─


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この記事を書いた人

堀 亜砂子

堀 亜砂子

税理士・相続対策コンサルタント
~想いと豊かさを未来へ繋ぐ案内人

税理士歴26年、法人・個人含め13,000件以上の相談対応。
個人事務所、ビッグ4税理士法人、外資系事業会社、国税不服審判所、
資産税系税理士法人を経て2023年独立。

将来を約束した恋人が30代で急死、
その後も尊敬する上司の急逝、実母の他界など、
大切な人が突然この世からいなくなる経験を重ねたことから
生前に想いをしっかり伝え合い
その日のためにできる限りの備えをしておくことの
大切さを多くの人に伝えるべく活動しています。